永遠はあるよ。でもないよ。


姉から電話がかかってきて、実家で飼っていた猫が死にそうだと告げられる。朝、散歩から帰ってきたら両足を引きずっていて、病院に連れて行ったら心筋梗塞みたいなもので足に血液がまわっていないとのこと。現在入院中だが、予断を許さないらしい。
もし回復しなかったら享年13歳。最近の家猫にしては割と早いのかもしれない。


母なんかは成長して可愛げのなくなった子供たちの代わりに文字通り猫可愛がりしてたし、半年前に祖母が逝ったばかりで、気が抜けているっぽいのでショックだろうなと思う。姉の人も涙ぐんでたっぽいし。


自分も割とショックなわけだが、それはともかく祖母の死を告げられたときよりショックが大きいのはなんなんだろう。…心の準備の問題というよりはリアリティの問題か。祖母の死はほんと実感わかなかったし。


思えば。
本当に身近な存在の死というのを22にもなるまで体験してこなかったのだなぁ。